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成果発表 [知識の現場]

本日は、環境サスペンスを運営している、私たち「環境サスペンス制作委員会」の仲間が学んできた

北海道大学科学技術コミュニケーター養成ユニット(CoSTEP)で、今年の受講生の修了式がありました。

私たちも、ポスターセッションの場で環境サスペンスの報告をさせて頂きました。
ご来場頂いたみなさん、ありがとうございます。

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ポスターでは、境サスペンスのコンセプトや活動内容の報告と、次回企画中の第3回環境サスペンスのネタ紹介を行いました。


ポスター横の怪しい写真は、集客の小道具として作った、「環境探偵ピエールの看板写真」です。結構、この看板をネタに記念撮影をしてもらえたようですね。



ポスターでの内容については、後日ブログで紹介したいと思います。

参加された皆さん、お疲れさまでした。


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サケが帰ってくる季節になりました [知識の現場]

今年も豊平川にサケが帰ってきたようです。

新聞でも報道されてましたが、豊平川さけ科学館さんのブログには最新の情報が発信されています。

 私は千歳川で確認しました。

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さけ科学館さんではさっぽろサケフェスタが9月21日に行われるそうです。

 札幌近郊の各地でも、サケ祭りが始まりますね。


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サケを研究されている上田先生の研究室訪問 [知識の現場]

豊平川さけ科学館に引き続き、サケに関する情報を求めて、研究者の方を訪ねて来ました。

訪問したのは、サケを様々な視点から研究されている、北海道大学北方生物圏フィールド科学センターの上田宏教授の研究室です。私、ピエールと環サススタッフでお話しをうかがって来ました。

上田先生の研究室のHPはこちらです。


研究室には、世界各国のサケをモチーフとした装飾品が飾ってありました。
これだけ多くの種類の装飾品があるというのは、やはりサケやマスは世界中で注目されている魚だからなのでしょうか。
上田先生研究室1.JPG


私たちがサケと言って呼んでいるのはシロザケという種ですが、サケやマスの仲間は多くの種類があるようです。この、サケとマスの違いも実は難しくて私もまだ良く理解できてません。そう言えば、こんなサケ科魚類のイラストはよく見かけますよね。私の家にも似たようなのがあります。

上田先生研究室2.JPG


回転寿司屋で出てくるキングサーモンはマスノスケと呼ばれるサケですね。
この他に有名なのがサクラマスでしょうか。同じ種でも降海遡上するのをサクラマス、川で一生を終えるのをヤマメと呼んでます。魚の名前は難しいですねぇ。



さて、今回上田先生の研究室をお訪ねしたのは、興味深い研究をされていたからです。
サケが海から産まれた川に帰ってくることを母川(ぼせん)回帰と呼びますが、上田先生はそのメカニズムについて研究をされてます。


サケは川のにおいで産まれた川を知るという話があるのですが、その川ごとに異なるにおいとはアミノ酸なのだということがわかってきたのだそうです。
私は最初、化学調味料みたいなもんかと一瞬思ったのですが、そっちはグルタミン酸ですよね。
今年はこの研究が大詰めを迎えていらっしゃるということで、まさにホットな研究成果が
わかろうとしている時期なのだそうで、お話しを聞いていて新鮮な驚きのあるご研究内容でした。


上田先生のお話しが面白いためか、この母川回帰だけでなく、サケに関する話題は話を聞くほど、また様々な情報を知るほど幅広く興味深い話が豊富に出てきます。

 

逆にネタが多すぎて、話を絞り込むのに困ってしまいますね。
次回の環境サスペンスは、前回以上に目の離せないイベントにできそうだと確信しました。
サイエンスカフェ部分では語り尽くせない話は、今回はしっかり懇親会の場を準備して
そちらの場でも話を膨らませていきたいなと考えてます。

 

上田先生ありがとうございました。

  上田宏先生.JPG


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「さけ」についての取材 [知識の現場]

次回環境サスペンスのテーマ「鮭(さけ)」についての情報を得るために、 札幌市豊平川さけ科学館に取材に行って来ました。

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館内には鮭に関する展示がされています。

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これは、産卵シーンの再現剥製。実物大の立体展示なのでわかりやすいですね

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忘れてならないのが、これ。第1回環境サスペンスにも登場した「鮭の木像!」です。

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実際の鮭とほぼ同じ大きさの模型です。

 

 この他にも様々な種類のサケ・マスが飼育されており、ちょっとした水族館気分も味わえます。

サケってこんなに種類が多かったんですね

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これだけ、いろいろと見れるのに、施設利用料は無料だというところが、すごいですね。

 

今回の取材では、サケに関してなかなか面白い話をお聞きすることができました。

いまでは札幌市内でも豊平川や琴似発寒川で10月にサケの遡上を見ることができるそうです。

ここまで遡上するようになった過程には、環境の変化や社会的な取組み変化といったドラマがあるようです。

サイエンスカフェの時間だけではお伝えできないほどの話題が、サケにはありそうですね。

 

 


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「サイエンスカフェ」って知ってますか? [知識の現場]

「サイエンスカフェ」という言葉をご存じでしょうか?

環境サスペンス「豊平川に秘められた過去」サイエンスカフェと呼ばれる形式のイベントです。

サイエンスカフェはイギリスで始まった、飲み物を片手に科学の専門家と市民が気軽に科学の話をする参加型のイベントです。札幌では、北海道大学科学技術コミュニケータ養成ユニット(通称CoSTEP)が、毎月1回札幌駅前でサイエンス・カフェ札幌を開催されています。CoSTEPは、科学技術を市民にわかりやすく伝える人材育成を行っており、私もそこで学びました。環境サスペンスはこのCoSTEPで学ばれた多くの仲間の力を借りて企画運営を行ってます。

サイエンスカフェは決まった形態があるわけではなく、気軽に科学の話しをできる形態のイベント形式だと思います。サイエンス・カフェ札幌では、参加者との対話が重視されており、ゲストとの質問時間が30分以上も確保されているところが、特徴的だといえます。その特徴を活かして、さらに発展させた形として「環境サスペンス」は企画しています。

イベントの場だけで対話が終わるのではなく、その後も参加者間での対話が続いていく。

そんな仕組みづくり目指しているのです。

 

 


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北大農学部 [知識の現場]

今日は、北大農学部に「環境サスペンス」のチラシを配りに行って来ました。

北大校内でも桜が開花してました。札幌にもやっと春がやってきたようですね。

 環境サスペンスは、もともと札幌で開かれる砂防学会開催に合わせて、砂防学会に関連するサイエンスカフェをやって見ようと活動を開始しました。じつは、この砂防学会の運営に関わっているのが北大の流域砂防学研究室で、農学部の建物の中にあるのです。

「砂防」は、土砂災害を防ぐ技術分野です。このため「砂防ダム」という言葉から連想されて工学部のイメージを持たれる方もいるかと思いますが、実は農学部に研究室があるのです。

  今回の企画を練っている段階で、せっかくやるのだから、「砂防」という分野だけにとどめないで、発展的な形でプロジェクトが続けられるようにできないかなと思うようになりました。そこで、より広い専門分野の枠となるように、「環境」や野外の現場で調査を行う「フィールド科学」の分野まで対象を広げてみようと考えたのです。というのも、札幌周辺には北大を始め、多くの大学や公的な研究機関や博物館などがあり、そこには、「環境」や「フィールド科学」に関連する部署が多数あるんじゃないかと思ったからです。

「環境サスペンス」というイベントを通じて、「環境」や「フィールド科学」に関心を持つ人々の交流が図れないか?

私の妄想は膨らんで行きました。
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