環境サスペンスの「ツール」 [ピエールの思い]
複数の分野の専門家が知恵を出し合っていかないと解決できない問題が世の中には結構あるのではないでしょうか。
例えば、
・地球温暖化問題などのような要因が複雑に絡む問題についての調査検討
・自動車などの複雑な製品の開発
・公共事業の現場での様々な計画の立案
・情報システムや、複雑なシステムの設計
・遺伝子組み換え作物など社会制度など
私も仕事で、そのような複数分野の専門家が集まって議論をしていく場に参加したことがあります。しかし、そこでの議論はかみ合わないことが多々ありました。
それは、
・専門用語がわからない。また、一般用語に見えてもその言葉の使い方に分野間でズレがあり混乱することがある。
・専門分野ごとに独特の思考パターンがあって、それをお互い理解し、尊重するまでに時間がかかる
などの原因があったためだと感じてました。
このため、異なる分野どうしを結びつけ、情報を整理して理解しやすくし、知恵を共有化できるようにするための「ツール」がないものかと思案していました。
環境サスペンス「豊平川に秘められた過去」では、この「ツール」の一例をお見せし、皆さんと一緒に、ゲストの話からツールを使って謎解きをしていきたいと考えています。どんなツールかは会場で確かめてみてください。
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