こんな化石が埋まっていたなら [つながる]
ここは、環境サスペンス「豊平川に秘められた過去」を開催した紀伊國屋書店札幌本店さんの前のインナーガーデン。
なにやら大きな物が展示してあります。
これは、サッポロカイギュウと呼ばれる海に棲むジュゴンに似た昔の動物の化石です。
31日に開催される札幌市博物館活動センターさんのイベントに向けて展示されてます。
かなり大きな模型で、自動車ぐらいの大きさがあります。
近くで見るとこんな感じ。なかなか迫力があります。
実は、このサッポロカイギュウは、今回の環サス「豊平川に秘められた過去」とつながりがあるのです。
環サスでは海の貝の化石が見つかることから、豊平川は数百万年前は海の底だったとお話ししました。実はこの現場の近くで、このサッポロカイギュウは発見されたのです。
博物館活動センターの説明資料にも、しっかり800万年前は海の底だったと書かれてます。
偶然ですがこのカイギュウの展示がある前に環サスで、関連した話題ができたと思います。
この偶然のつながりにびっくりしてしまいました。面白いですよね。
実は、「木彫りのサケの像が埋まっていた」という話にする前に、企画の段階で
サッポロカイギュウの化石が埋まっていたことにしようかとも考えてました。
サッポロカイギュウがこんなに大きな生き物だったとは思ってなかったのです。
こんなに大きければ大雨が起きてもこの化石は増水で川に流されたりはしにくいでしょうね。
コメント 0