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NHKの科学番組でサケの研究が紹介されます [つながる]

 第2回環境サスペンスでお話し頂いた上田先生の研究が、今週末のNHKの科学番組で紹介されるようです。

NHK教育 サイエンスZERO
サケの研究から環境に迫る」
 11月8日(土)24:00~24:44(再放送もあります)
環境サスペンスで お話し頂いたサケについての上田先生の研究内容が
番組でも取りあげられるかと思います。
皆さまぜひご覧下さい。
 

 


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【投票!】豊平川のサケの将来について-あなたはどう考えますか [つながる]

第2回環境サスペンス「川をたずねて三千海里」において、札幌市豊平川さけ科学館の有賀さんは、次のような問いかけをされました。

 

「放流を続けた結果、豊平川でもサケが自然産卵をするようになりました。今後も放流を続けるべきでしょうか?」

 

 環境サスペンスでは、この問いかけに答えるために、本ブログを通じて意見投票を行いたいと思います。

ここにある解説をお読みになり、豊平川のサケの将来についてあなたのご意見を下のブログパーツを使って投票してみませんか。

4つの選択肢ボタンのうちの一つをあなたの意見として選び、クリックして下さい。

ボタンをクリックすると、これまでの各意見への投票数とその割合が円グラフで見えるようになります。

また、豊平川のサケの将来について具体的なご意見があれば、コメントいただくと幸いです。

 皆さまのご意見をお待ちしています


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豊平川のサケの将来は-放流と自然産卵 [つながる]

札幌市豊平川さけ科学館では、カムバックサーモン運動の意志を継ぎ、豊平川にサケの稚魚を放流してきました。その結果、豊平川にサケが帰り、産卵するようになりました。

さけ科学館では、当初、豊平川に産卵されたサケの卵をふ化させて育てた稚魚を放流していましたが、産卵範囲が広くなったため、放流に必要な稚魚を豊平川に回帰したサケの卵から確保することが難しくなりました。このため、現在はまた千歳川から稚魚をもらい豊平川に放流をするようになっています。

 

豊平川さけ.jpg

 

札幌市豊平川さけ科学館では、今後もサケの放流を続けていくべきかについて、市民の方々の意見をお聞きしながら、再検討をしていくべき時期にあると考えられています。

放流と自然産卵では下図のような特徴があります。

 

 豊平川さけ 放流と自然産卵.jpg

 


このため、放流されたサケと自然産卵で育ち豊平川に帰ってきたサケの割合を現在調査によって確認を始めています。

豊平川さけ 見分け.jpg


 

放流すべきか自然産卵にまかせるべきか。豊平川のサケの将来について

あなたは、どう考えますか?ご意見を投票してください。

 

注:環サスでも質問がありました琴似発寒川で見つけられたアブラビレのないサケについては、問い合わせたところ、さけ科学館さんが調査のために琴似発寒川で採捕したサケの目印なのだそうです。アブラビレがないことが豊平川に放流したサケが迷い込んだとものとは単純に考え難いと言えます。

 


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ヤナギの一斉林 [つながる]

北海道の6月は綿毛をつけたヤナギの種が風に乗って散布される時期です。

ヤナギの実.JPG

写真の中の穂状のものがヤナギの実。白く見えているのが種子の綿毛です。

「豊平川に秘められた過去」では、河畔林の中でも「一斉林(いっせいりん)」について、吉井さんが紹介して下さいました。北海道の川では、ヤナギ類の一斉林をよく見ることができます。

 

1~2年経ったヤナギの一斉林を道東の川で見つけました。 

 ヤナギ一斉林.JPG

 一度にヤナギが成長するともやしのように見えますね。

 


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こんな化石が埋まっていたなら [つながる]

ここは、環境サスペンス「豊平川に秘められた過去」を開催した紀伊國屋書店札幌本店さんの前のインナーガーデン。

なにやら大きな物が展示してあります。

2008_0530_13カイギュウ.JPG

 

これは、サッポロカイギュウと呼ばれる海に棲むジュゴンに似た昔の動物の化石です。

2008_0530_19カイギュウ.JPG

31日に開催される札幌市博物館活動センターさんのイベントに向けて展示されてます。
かなり大きな模型で、自動車ぐらいの大きさがあります。


近くで見るとこんな感じ。なかなか迫力があります。
2008_0530_132カイギュウ.JPG


実は、このサッポロカイギュウは、今回の環サス「豊平川に秘められた過去」とつながりがあるのです。

環サスでは海の貝の化石が見つかることから、豊平川は数百万年前は海の底だったとお話ししました。実はこの現場の近くで、このサッポロカイギュウは発見されたのです。
博物館活動センターの説明資料にも、しっかり800万年前は海の底だったと書かれてます。

 2008_0530_カイギュウ説明.JPG


偶然ですがこのカイギュウの展示がある前に環サスで、関連した話題ができたと思います。

この偶然のつながりにびっくりしてしまいました。面白いですよね。


実は、「木彫りのサケの像が埋まっていた」という話にする前に、企画の段階で
サッポロカイギュウの化石が埋まっていたことにしようかとも考えてました。
サッポロカイギュウがこんなに大きな生き物だったとは思ってなかったのです。
こんなに大きければ大雨が起きてもこの化石は増水で川に流されたりはしにくいでしょうね。


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