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豊平川のサケの将来は-放流と自然産卵 [つながる]

札幌市豊平川さけ科学館では、カムバックサーモン運動の意志を継ぎ、豊平川にサケの稚魚を放流してきました。その結果、豊平川にサケが帰り、産卵するようになりました。

さけ科学館では、当初、豊平川に産卵されたサケの卵をふ化させて育てた稚魚を放流していましたが、産卵範囲が広くなったため、放流に必要な稚魚を豊平川に回帰したサケの卵から確保することが難しくなりました。このため、現在はまた千歳川から稚魚をもらい豊平川に放流をするようになっています。

 

豊平川さけ.jpg

 

札幌市豊平川さけ科学館では、今後もサケの放流を続けていくべきかについて、市民の方々の意見をお聞きしながら、再検討をしていくべき時期にあると考えられています。

放流と自然産卵では下図のような特徴があります。

 

 豊平川さけ 放流と自然産卵.jpg

 


このため、放流されたサケと自然産卵で育ち豊平川に帰ってきたサケの割合を現在調査によって確認を始めています。

豊平川さけ 見分け.jpg


 

放流すべきか自然産卵にまかせるべきか。豊平川のサケの将来について

あなたは、どう考えますか?ご意見を投票してください。

 

注:環サスでも質問がありました琴似発寒川で見つけられたアブラビレのないサケについては、問い合わせたところ、さけ科学館さんが調査のために琴似発寒川で採捕したサケの目印なのだそうです。アブラビレがないことが豊平川に放流したサケが迷い込んだとものとは単純に考え難いと言えます。

 


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